トーネピアノ教室 tone piano class

töne Blog 教室からのお知らせ

調律

先日、レッスン室のピアノの調律をしてもらいました。

10年以上お世話になっているいつもの調律師さんに、年1回のペースでお願いしています。

ピアノは、【楽器を弾くことによる弦への打撃】と【楽器が置かれている環境の温度、湿度の変化】が主な原因で、音程に狂いが生じてきます。

ほとんど弾かれていない楽器でも、【温度・湿度の変化】と【強い力で張られている弦が緩もうとする作用】により、音程は狂ってしまいます。

夏季の冷房と高い湿度、冬季の暖房と乾燥を越えて調律の時期が近づく頃にはだいぶ音の狂いが気になってきます。

それをひとつひとつ調えてもらった後のすっきりした響きを聴くと、1年かけて積み重なった濁りが洗い流されたようで、楽器がさっぱりとリフレッシュしたような印象をいつも受けます。

奏者自身が調弦をしたり手をかける楽器も多いなか、200本以上の弦が張られているピアノは全て調律師さん頼みです。

いつも丁寧に仕事をしてくれる調律師さんへの感謝と、これからも大事にたくさん弾くぞ!と楽器へ対して改めてよろしくね、という気持ちになりました♪